迷宮に蠢く魔獣を討伐する探索者で、未だ誰一人として最下層の第100層まで到達していない迷宮で、前人未到の第94層へと到達した「勇者パーティ」に所属していた。
仲間のために【剣士】から【付与術士】へとコンバートし、独自の魔術を開発。
様々な面でサポートをしていたが、ある日突然、『器用貧乏』だとバカにされ、 パーティからも追放されてしまう。
その後は心機一転、『万能者』と呼ばれるような最強の探索者を目指している。

大手クラン《夜天の銀兎》の新人【魔術士】で、セルマの妹。
クランに内緒で潜った迷宮で、魔獣に襲われたところをオルンに助けられた。
おっとりとした性格だが、その実力は本物で、期待の新人パーティ「第十班」に所属。後衛アタッカーを担っている。

大手クラン《夜天の銀兎》の頂点に君臨するＳランクパーティのリーダーであり、大陸最高の【付与術士】。
オルンのことは「勇者パーティ」の頃から評価しており、新人育成の場である「教導探索」の同行者を任せるほど。
妹のソフィアを心から溺愛している。

《夜天の銀兎》に所属する期待の新人パーティ「第十班」のリーダー。
優秀な【付与術士】であり、その能力の高さはオルンも認めるほど。
誰に対しても物怖じしない性格で、常に向上心を持っている。

《夜天の銀兎》に所属する期待の新人パーティ「第十班」のメンバーで、回避型の【ディフェンダー】を目指している。
とある理由から、魔獣に対して見境なく突っ込んでしまう節があり、周囲の心配は尽きない。

「勇者パーティ」である《黄金の曙光》のリーダーで、ポジションは【アタッカー】。
自らの剣に魔力を集めることで桁違いの破壊力を生み出す【魔力収束】の「異能」を持つ。
幼なじみであるオルンのことをパーティから追い出した張本人。

「勇者パーティ」である《黄金の曙光》のメンバーで、ポジションは【回復術士】。
オルンの能力を誰よりも高く評価しており、自分たちのパーティに戻ってきてほしいと直談判しに行った。
オルンからの信頼も厚い。

「勇者パーティ」である《黄金の曙光》のメンバーで、ポジションは【魔術士】。
誰に対しても上から目線で、人を馬鹿にするような言動が多い。
オルンをパーティから追い出す際も「器用貧乏」だと嘲笑った。

「勇者パーティ」である《黄金の曙光》のメンバー。
ポジションは【ディフェンダー】で、大きな盾を用いて魔獣からの攻撃を弾き飛ばす。
血の気が多く、短絡的な考え方をしており、オルンのことを見下している。

脱退したオルンの代わりに「勇者パーティ」のメンバーとして新たに加わった【付与術士】。
加入してすぐ連携確認のために深層に潜るが、オーダーの多さに困惑することに……。